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水素を活用した街づくり、福島で検討、県とトヨタなど

2021/06/07 23:28
工藤宗介=技術ライター
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福島県での燃料電池トラック導入イメージ
福島県での燃料電池トラック導入イメージ
(出所:トヨタ自動車)
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燃料電池トラック
燃料電池トラック
(出所:トヨタ自動車)
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 福島県とトヨタ自動車は6月4日、複数パートナーと共同で、福島県内で製造された水素を活用した未来の街づくりに向け検討を始めたと発表した。

 具体的には、街の生活インフラおよび災害時の避難拠点であるスーパーマーケットやコンビニエンスストアへの配送に複数台の燃料電池(FC)トラックの導入を検討する。日本に多く存在する30万人規模の都市での水素の利用モデルを構築する。

 福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)で製造された水素も活用する。自動車をICTで結び、運行管理や水素充填タイミングの最適化など、各地域の実用に応じたエネルギー管理を実践する。

 このほかにも、FH2Rが立地する浪江町をはじめとした県内各地域のニーズや課題への対応として、FCのキッチンカーやドクターカーなどの運用、福島県内の店舗や工場などでの水素の活用によって、サプライチェーン全体での低炭素化にも取り組んでいく(関連記事:20MWのメガソーラーを「自家消費」、浪江町で水素製造)。

 参画パートナー(発表時点)は、アサヒグループホールディングス、イオン、いすゞ自動車、佐藤燃料、セブン‐イレブン・ジャパン、デンソー福島、根本通商、日野自動車、ファミリーマート、マルト、ヨークベニマル、ローソン、産業技術総合研究所。関係機関は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)。

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