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安曇野市に小水力、かんがい用水を活用、地域が管理

2021/06/09 20:39
工藤宗介=技術ライター
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水車と発電機
水車と発電機
(出所:飛島建設)
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取水口
取水口
(出所:飛島建設)
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三郷黒沢川小水力発電所
三郷黒沢川小水力発電所
(出所:飛島建設)
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 飛島建設(東京都港区)とオリエンタルコンサルタンツ(東京都渋谷区)は6月8日、長野県安曇野市に約190kWの「三郷黒沢川小水力発電所」を共同で建設し、4月から稼働したと発表した。運転期間は2041年3月までの20年間の予定。

 地域とパートナーシップを構築して既存のかんがい設備を改修し、かんがい用水を発電用水として使用する。地域が将来負担する水路の維持管理費を軽減するとともに、発電施設の維持管理作業を地域に委託することで新たな雇用創出に貢献する。

 発電設備は日本小水力発電製で、横軸クロスフロー水車と三相横軸誘導発電機を採用した。有効落差は93.6m、最大使用水量は0.276m3/s。最大出力は193.7kW、年間発電量は一般家庭350世帯分に相当する113万kWhの見込み。固定価格買取制度(FIT)単価は34円/kWh。

 両社は、これまでに岐阜県中津市で2カ所の小水力発電所を建設・運転しており、今回が3カ所目の発電事業となる。現在、山形県米沢市でも同様の発電所を建設している。

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