「ポテトチップス」を太陽光・水力で生産、カルビーが再エネ電力メニュー

2021/06/11 22:03
工藤宗介=技術ライター
カルビー工場の生産ライン
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カルビー工場の生産ライン
カルビー工場の生産ライン
(出所:カルビー)
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 カルビーは6月8日、岐阜県各務原市にある各務原工場の全使用電力を、4月1日から中部電力ミライズが提供するCO2フリーメニューに切り替えたと発表した。

 今回の電力契約は、水力・太陽光発電の再生可能エネルギー電源に由来するCO2フリー価値付きメニューとなる。これにより各務原工場では、同社主力ブランド「ポテトチップス」「じゃがりこ」をはじめとした全商品の生産プロセスで、電気使用においてCO2フリーを実現した。

 同社は、これまで一部の工場や事業所においてJクレジットを活用したカーボンオフセット電力や非化石証書を付帯した電力を購入してきた。再エネ発電所由来電力の購入は今回が初めてとなる。

 カルビーグループでは、2019年5月に策定した中期経営計画で、2030年までの温室効果ガス総排出量を2019年3月比で30%減らす目標を掲げている。同社単体の生産工場11カ所のうち、8カ所で今秋をめどにCO2フリー電力、カーボンオフセット電力、非化石証書付き電力を導入する計画。各務原工場は6カ所目となる。

 また、残り3カ所は、栃木県宇都宮市の清原工業団地内に立地している。これらの施設では、清原スマートエネルギーセンターからのエネルギー供給により、大幅な省エネを実現しているという。