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インドネシアで13カ所の屋根上太陽光、自然電力とアラムポート

2021/06/15 05:51
工藤宗介=技術ライター
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建設中の太陽光発電設備
(出所:自然電力)
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建設中の太陽光発電設備
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 自然電力(福岡市)とアラムポート(東京都千代田区)は6月11日、インドネシアにおける合計4.2MWの屋根置き太陽光発電所の導入を受注し、4月から着工したと発表した。アラムポートは、インドネシアを中心に東南アジアで再生可能エネルギー導入コンサルティング事業を手掛けている。

 両社は、インドネシアの太陽光発電開発事業者ATWグループと共同で現地法人ATW Alam Hijauを設立し、同社を通じてインドネシアにおける太陽光発電事業を展開している。同事業では、ATW Alam Hijauがインドネシア国内の工場・店舗13施設に屋根置き太陽光発電設備を設置・運用する。

 設置施設は、東南アジア最大の製薬グループKalbe Farma Groupの1社であるBintang Toedjoeの製薬工場2カ所、インドネシア国内におけるトヨタ車地域総代理店Agung Automallの自動車ディーラー店舗9カ所、主に日本・欧州向けに輸出を行っているSumber Graha Sejahtera(ブランド名:Sampoerna Kayoe)木材加工工場2カ所。発電した電気は各施設で自家消費される。

 各企業は、初期投資を負担せず再生可能エネルギーを利用できるようになる。電気代の平均コストを削減でき、事業活動におけるCO2排出削減に貢献する。全体の年間発電量は6151MWh、年間のCO2削減量は3772tを見込んでいる。

 アラムポートが代表事業者、自然電力などが共同事業者となり、環境省の公募事業「令和2年度 二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」の採択を受けた。インドネシア政府と日本政府の協力のもと実施される。運転開始は7~10月の予定。

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