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五島市沖の浮体式洋上風力、戸田建設など選定、洋上新法で初

2021/06/15 05:57
工藤宗介=技術ライター
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事業の実施区域
事業の実施区域
(出所:戸田建設)
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 経済産業省および国土交通省は、再エネ海域利用法(洋上新法)に基づく海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域である長崎県五島市沖における洋上風力発電事業者の公募を行い、戸田建設を代表とするコンソーシアムを選定した。6月11日に発表した。

 事業計画では、商用では国内初となる単機出力2.1MWの浮体式洋上風力発電機を8基設置・運営する。総出力は16.8MWで、五島市の再生可能エネルギー自給率は80%程度になる見込み。また、新たな雇用創出や地域経済の活性化も期待される。

 一般海域における洋上風力の整備を目的とする再エネ海域利用法に基づき建設される洋上風力発電所としても国内初になる。公募では1者が応札し、事業計画について同法の規定および公募占用指針に定める評価基準に基づく事業実現性に関する評価の結果、各項目について基準に達していると判断された。

 コンソーシアムは戸田建設、ENEOS、大阪ガス、関西電力、INPEX、中部電力の6社で構成される。今後は公募占用計画の認定に向けて、事業会社「ごとう市沖洋上風力発電合同会社(仮称)」を設立し、経産省および国交省と調整を進めていく。

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