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東急建設、ヒラソル・エナジーに出資、パネルごと管理にノウハウ

2021/06/16 18:07
工藤宗介=技術ライター
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ヒラソル・エナジーが開発した「PPLC-PV」の概念図
(出所:東急建設)
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 東急建設は6月11日、太陽光パネルを保守・管理するAI/IoTプラットフォームの開発を手掛けるベンチャー企業であるヒラソル・エナジー(東京都文京区)の第三者割当増資に応じ、投資契約を締結したと発表した。出資額は非公表で、マイナー出資となる。

 ヒラソル・エナジーは、独自の電力線通信(PLC)技術を活用し、太陽光発電設備をパネル単位で保守・管理するAI/IoTプラットフォーム「PPLC-PV」を開発する。太陽光パネルに取り付けたPPLCセンサーから収集した電圧や温度などのデータを解析し、発電設備の稼働状況をクラウド上で遠隔地からモニタリングできる。保守点検のコストや手間の低減、不具合の検知・対応による発電量の最大化を実現するという。

 東急建設では、新たな成長機会の創出に向け、国内外のベンチャー企業に50億円を上限とする出資枠を設定している。「長期経営計画“Tozero,fromzero”」で定めた3つの提供価値「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」および競争優位の源泉「人材」「デジタル技術」の拡大に寄与し得る領域を対象とする。

 今回のヒラソル・エナジーへの投資は、その第1弾になる。RE100目標達成に向けた対応の加速やDXの推進など、3つの提供価値のひとつ「脱炭素」および競争優位の源泉「デジタル技術」の拡大に寄与すると判断したと説明する。今後も、国内外の有望なベンチャー企業に対して直接あるいはベンチャーファンドを経由して出資していく。

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