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国交省の飛行検査機がバイオジェット燃料を使用、ユーグレナ

2021/06/18 17:46
工藤宗介=技術ライター
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国交省の飛行検査機「サイテーションCJ4」
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ユーグレナのバイオジェット燃料
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赤羽一嘉国土交通大臣
(出所:ユーグレナ)
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 ユーグレナは6月4日、国土交通省航空局が保有し運用する飛行検査機「サイテーションCJ4」において、同社製バイオジェット燃料を使用したフライト・飛行検査を実施したと発表した。政府機関の航空機で国産バイオジェット燃料が使用されたのは国内初になる。

 同フライトに使用した燃料は、既存石油系ジェット燃料にバイオジェット燃料を5%混合したもの。同燃料を給油した飛行検査機は、約2時間30分飛行して飛行検査業務を実施後、中部国際空港に着陸した。

 バイオジェット燃料は、使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)由来の油脂などを原料に、バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントのBICプロセスで製造した。外部検査機関によるASTM D7566 Annex6規格への適合検査に合格した。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業となる。なお今回、赤羽一嘉国土交通大臣がバイオジェット燃料の給油などを視察した。赤羽大臣は、CO2排出削減の観点から航空機におけるバイオ燃料使用を積極的に評価し「今後も重要な位置づけとして取り組みたい」とコメントした。

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