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非FITの営農型太陽光、メンバーズが稼働、サツマイモで

2021/06/19 00:43
工藤宗介=技術ライター
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メンバーズソーラー発電所
(出所:メンバーズ)
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 メンバーズは、発電事業を手掛ける100%子会社、メンバーズエナジー(東京都中央区)を設立し、千葉県睦沢町に固定価格買取制度(FIT)を利用しない非FIT太陽光発電所「メンバーズソーラー発電所」を建設した。6月中に稼働する。

 農地の一時転用許可を受けたソーラーシェアリング(営農型太陽光発電所)で、3カ所に分散して設置した。各々の太陽光パネル出力は68.34kW、80.40kW、61.64kW、連系出力は各49.5kWの低圧案件となる。太陽光パネルはトリナ・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)はDMM製を採用した。

 初年度の年間発電量は合計24万8028kWhの見込み。発電した電力は小売電気事業者に売電する(売電先、売電価格は非公表)。太陽光パネル下で栽培する作物はサツマイモの予定。営農事業者は長生あおば農園(千葉県睦沢町)。

 また、同社は、2019年11月に「再エネ100宣言 RE Action」に加盟し、事業活動に伴う電力を2022年末までに再エネ100%に転換することを表明していた。今回、J-クレジット制度を活用することで2020年度の使用電力について再エネ100%を実現し、目標を2年前倒しで達成したと発表した。

 同社の電力需要はオフィステナントのみであり、現時点では自社発電所を利用できないため、事業活動で必要な電力相当分を自社発電所で発電することを目指している。今後、法改正などにより自社で電力や環境価値を直接利用できるようになった場合、自社利用を念頭に入れているという。

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