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ENEOSと米ベンチャー、EV向け蓄電池交換サービスで協業

2021/06/22 23:04
工藤宗介=技術ライター
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蓄電池交換サービスのイメージ
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蓄電池交換ステーション
蓄電池交換ステーション
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EV蓄電池交換中の様子
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EV蓄電池交換中の様子
EV蓄電池交換中の様子
(出所:ENEOSとAmpleの共同リリース)
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 ENEOSホールディングスと同社が出資する米国のベンチャー企業Ampleは6月16日、国内における電気自動車(EV)向け蓄電池交換サービスの提供に向けて協業すると発表した。ガソリン車への給油と同様に、EVへのエネルギー供給(蓄電池交換)を低コストで迅速、便利に行えるサービスの実現を目指す。
 
 交換ステーションには、太陽光発電や風力など地域の再生可能エネルギーを活用することも検討課題になっている。

 Ampleは、さまざまなEV種に搭載可能な共通ユニット蓄電池と、ロボットによる自動EV蓄電池交換ステーションを開発している。現在、北米で輸送業者に対して蓄電池交換技術を用いたエネルギー供給サービスを展開しており、2021年中に北米以外での展開を計画している。

 今回の協業では、タクシーなどの旅客輸送事業者や貨物輸送事業者などに対して、AmpleのEV向け蓄電池交換サービスを提供する実証実験を2021年度中に開始する予定。ただし、新型コロナウイルスの影響により遅れる可能性があるという。

 ENEOSが蓄電池や交換ステーションを保有し、顧客に対して走行距離あたりの課金サービスを提供することを想定する。また、将来的には交換ステーション自体をひとつの定置用蓄電池として活用することも検討する。

 ENEOSグループでは、長期グローバルトレンドとしてEVの普及が進むと想定しており、2040年長期ビジョンで掲げる次世代型エネルギー供給・地域サービスの提供の一環として、同プロジェクトを含むさまざまなEV関連事業を検討している。

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