大ガスとGPSS、数百MWの高圧太陽光を共同開発

2021/06/23 21:55
工藤宗介=技術ライター
共同開発する太陽光発電所のイメージ
共同開発する太陽光発電所のイメージ
(出所:GPSSホールディングス)
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 大阪ガスとGPSSホールディングス(東京都港区)は6月22日、高圧配電線に連系する数百kWから2MW未満の太陽光発電所を継続的に共同開発し、保有・運営することについて合意書を締結したと発表した。

 国内の再生可能エネルギー発電所の導入拡大に伴い大規模な太陽光発電所の開発できる適地が減少していることから、日本全国の遊休地を活用してミドルクラスを含めた高圧太陽光発電所の新設を目指す。

 開発に際しては、固定価格買取制度(FIT)による売電のほか、大阪ガスが長期購入するコーポレートPPA(電力購入契約)スキームも検討する。数年間で数百サイト、合計数百MW規模の開発を目指す。

 両社は今後、太陽光発電所の共同開発にとどまらず、風力・地熱・中小水力など多様な電源種の共同開発や資本提携を含む広範な事業協力についても検討していく予定。

 大阪ガスは、ウエストホールディングスとエコスタイルと連携して、連系出力50kW未満の低圧事業用太陽光を開発すると公表している。今回のGPSSホールディングスとの連携では、低圧太陽光を含まないとしていることから、その上の規模である高圧太陽光の開発・保有・運営を想定している(関連記事:大ガスとエコスタイル、非FIT太陽光でPPA、低圧を16MW開発) 。

 大阪ガスは、2030年度までに他社調達を含めて国内外で5GWの再エネ電源の普及貢献および国内電力事業における再エネ比率50%程度を目指している。