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豊田自動織機、欧州で再エネ電力100%完了、太陽光自家消費と調達で

2021/06/25 12:22
工藤宗介=技術ライター
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太陽光パネルを設置したイタリア工場
太陽光パネルを設置したイタリア工場
(出所:豊田自動織機)
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太陽光パネルを設置したスウェーデン工場
太陽光パネルを設置したスウェーデン工場
(出所:豊田自動織機)
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 豊田自動織機は、欧州の産業車両事業において使用する全電力について、4月1日付で再生可能エネルギーへの切り替えを完了した。6月21日に発表した。同社によると、欧州全拠点での再エネ電力100%導入は、産業車両業界では初という。

 同事業の欧州統括会社であるトヨタ マテリアル ハンドリング ヨーロッパ(TMHE)のもと、5つの生産工場を含む21カ国33事業所が使用する約5000万kWhの電力を再エネに切り替えた。各拠点のエネルギー事情に応じて、水力・風力由来の再エネ契約、太陽光による自家発電、再エネ証書購入から最適なものを導入した。

 また、TMHE傘下の生産子会社トヨタ マテリアル ハンドリング マニュファクチャリング スウェーデン(TMHMS)では、再エネ電力に加えてバイオガスの導入などで、2019年8月に工場のCO2排出ゼロを達成した。今後、TMHE傘下の他事業所でも、ガスなどの燃料をバイオガスや再エネ電力などへ転換し、2030年に全事業所のCO2排出ゼロ、欧州産業車両事業のカーボンニュートラルを目指す。

 同社では、グローバルでの2050年CO2排出ゼロを目指し、2021年度から2025年度の5カ年実行計画「第七次環境取り組みプラン」を策定している。同プランでは、グローバルで2025年度にCO2排出量を2013年度比25%減および再エネ導入率15%を目標に掲げている。

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