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北海道森町でバイナリー発電、地熱の還元熱水を利用

2021/06/30 20:32
工藤宗介=技術ライター
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森バイナリー発電所の完成予想図
(出所:JFEエンジニアリング)
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 北海道電力、JFEエンジニアリング、東京センチュリーの3社は6月22日、北海道森町の地熱バイナリー発電事業について、事業会社「森バイナリーパワー合同会社」(札幌市)を設立し、工事計画の検討に着手したと発表した。

 「森バイナリー発電所」は、北海道電力が保有する定格出力25MWの地熱発電所「森発電所」において、発電に利用した後に地下に戻す熱水(還元熱水)に含まれる未利用熱エネルギーを用いて発電する。

 空冷式バイナリー発電方式を採用し、出力は2MW。発電した電力は固定価格買取制度(FIT)に基づき売電する。2022年8月に着工、2023年11月に営業運転を開始する予定。

 北海道電力が還元熱水の供給と発電所の運転・保守、JFEエンジニアリングが発電所の設計・施工、東京センチュリーが森バイナリーパワー合同会社への設備リースを担当する。

 森バイナリーパワー合同会社の資本金は1億円で、出資比率は北海道電力が60%、JFEエンジニアリングが30%、東京センチュリーが10%。代表者は、北海道電力火力部長の齋藤晋氏が就任した。

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