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波型スレート改修屋根にも太陽光パネル、カナメが専用の取付金具

2021/07/03 13:40
工藤宗介=技術ライター
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波形スレートカバールーフ用太陽光取付金具SCR
波形スレートカバールーフ用太陽光取付金具SCR
(出所:カナメ)
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設置イメージ
設置イメージ
(出所:カナメ)
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 金属製屋根などを手掛けるカナメ(宇都宮市)は7月1日、工場や倉庫の波形スレート改修屋根に太陽光パネルを設置できる取付金具「波形スレートカバールーフ用太陽光取付金具SCR(エスシーアール)」を発売した。価格はオープン。

 波型スレート屋根を改修したスレートカバールーフ用の取付金具。波型スレート屋根は、強度が足らず太陽光パネルの設置を断念するケースも多数あったが、金属製の屋根でカバー改修することで新たに太陽光パネルを設置できるようになる。

 現在国内では、バブル経済期に大量に建築され、今後10年間で改修時期を迎える波形スレート屋根は約2億8600万m2になると試算される。その多くはアスベスト含有屋根であり、撤去するにはコスト・工期が膨大にかかるため、スレートカバールーフによる改修が一般的という。

 今回開発した取付金具は、構成パーツをシンプルにし、レールを使用せず屋根に直付けできるようにした。これにより、レールを利用する一般的な取付工法と比べて約82%の軽量化、約81%のコスト削減を実現したという。

 また、既存の建物構造に依存することなく自由なレイアウトが可能。導通機能付きでアース配線を簡略化できる。サビに強く耐食性に優れるアルミめっきステンレスを採用し、長期間の運用でもメンテナンス不要という。

 販売エリアは全国、一部エリア(関東地方、中国地方、四国地方)では太陽光設置のための屋根改修工事も請け負う。販売目標は、初年度10万個(11MW相当)。

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