水素

「水素タイル」を張り合わせ、地域社会を脱炭素化(page 5)

経産省 関東経済産業局長 濱野幸一氏に聞く

2021/07/19 15:00
山口 健=日経BP総合研究所 クリーンテックラボ
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地域企業の稼ぐ力を高める

最後に、改めて関経局長としてグリーン社会実現に向けた決意をお聞かせ下さい。

濱野 これまで多くの地域では、エネルギーは国やエネルギー会社の仕事として捉え、自分事として考えていなかった面もありますが、カーボンニュートラルに向けた変化は地域にとっては大きなチャンスになり得ます(図7図8)。

図7●地域エネルギー振興における問題認識/地方局の役割
(出所:関東経済産業局)
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図8●基礎自治体におけるエネルギー部局の設置状況(現状)
(出所:関東経済産業局)
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 このチャンスを生かし、持続可能な地域づくりを進めるとともに、地域企業の稼ぐ力を高めることが重要です。

 そのため、地域における再エネや水素などの活用によるグリーン化に対して、我々の持つネットワークや支援リソースを提供して、伴走型で支援していきます。

 このような取り組みにあたっては、地域課題や地域企業を熟知している自治体と密接に連携していくつもりです。

経済産業省・関東経済産業局長の濱野幸一氏
(撮影:清水盟貴)

 こうした水素利用の動向に関しては、日経BP 総合研究所が昨年発行した「世界水素ビジネス-全体動向編-」の中で、「作る」「運ぶ/貯める」「使う」ための各種技術の解説のほか、中国・韓国・欧⽶豪の戦略を分析、2050年までの水素普及シナリオを紹介している(世界水素ビジネスー全体動向編ー」の案内サイト)。

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