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低圧太陽光22サイトをまとめて「オフサイトPPA」、2MW規模に

クリーンエナジーコネクト、第一生命と清水建設に電力供給

2021/07/19 22:20
工藤宗介=技術ライター
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低圧事業用太陽光の電力をまとめて供給する(画像はイメージ)
低圧事業用太陽光の電力をまとめて供給する(画像はイメージ)
(出所:日経BP)
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 クリーンエナジーコネクト(東京都品川区)は、第一生命保険と清水建設に対し、「オフサイト型コーポレートPPA(電力購入契約)」サービスを提供する。複数の低圧事業用太陽光を集約することでメガワット(MW)クラスの規模にする。

 7月13日、両事業が環境省の2021年度「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル事業」に採択されたと発表した。

 両モデル事業は、複数箇所に固定価格買取制度(FIT)を利用しない低圧事業用太陽光発電所を分散設置し、東京都内の第一生命保険および清水建設が所有する複数の大規模オフィスビルに環境価値とともに電力を供給する。

 分散する低圧事業用太陽光を多数、束ねることで災害リスクを下げつつ、追加性のある新規再エネを迅速に開発できる利点があるとしている。

 第一生命保険向けには、22カ所(宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、愛知県、三重県)合計2MWの太陽光発電所の電力を供給し、同社のRE100達成に向けて活用する。また、清水建設向けには、12カ所(茨城県、群馬県、埼玉県)合計1MWの太陽光発電所の電力を供給する。

 今後、環境省モデル事業の補助金交付の後、8月下旬をめどに「オフサイトPPA」の契約を締結する。2022年2月以降に電力供給を開始する予定。また、同事業をパイロットモデルに、国内複数箇所に設置する非FITの低圧事業用太陽光発電所から複数の需要施設に電力を供給する事業を水平展開していきたいとしている。

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