Looop(東京都台東区)は7月12日、千葉県木更津市にあるトーヨーカネツの千葉事務所の屋根上に、第三者所有によるオンサイト型PPA(電力購入契約)モデルで太陽光発電設備を設置したと発表した。
太陽光パネルの出力は243kW、パワーコンディショナー(PCS)の出力は205.5kW。トーヨーカネツにおける年間消費電力の約7%(2020年度消費実績ベース)に相当する再生可能エネルギー電力を供給する。
BCP対策として自立運転が可能で、災害などの停電時には事業所の非常用電源として利用できる。また、近隣住民が携帯電話の充電などに利用することも可能としている。
トーヨーカネツグループでは初めてのオンサイトPPAでの導入となる。環境省の2020年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(サプライチェーン改革・生産拠点の国内投資も踏まえた脱炭素社会への転換支援事業)」の対象となる。