物流システム・自動化機器の開発・製造を手掛けるホクショー(石川県金沢市)は7月15日、石川県白山市にある白山工場に太陽光発電設備をオンサイトPPA(電力購入契約)スキームで導入し、7月9日から運転を開始したと発表した。
ホクショー白山第1・第3工場の屋根上(設置面積8400m2)に太陽光パネルを2888枚設置した。パネルの合計出力は1054kW、パワーコンディショナー(PCS)の出力は800kW。PPAサービス事業者はオリックス。
月間発電量は4万~14万kWhを見込み、白山工場で使用する電力の約3分の1を賄えると予想している。また、CO2削減効果は初年度474tで、白山工場のCO2排出量を22%削減できるとしている。
同社では、SDGs(持続可能な開発目標)に向けて取り組んでいる。「気候変動に長期的な対策を」の一環として、本社および白山工場で使用する電力の30%を再生可能エネルギーに切り替えるほか、オートレーター大型機種専用の制御装置を開発するなど省エネにも取り組んでいる。