オリックス、スペイン再エネ大手を買収、開発案件10GW以上

2021/07/30 11:52
工藤宗介=技術ライター
Elawan Energyのホームぺージ
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(出所:Elawan Energy)
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 オリックスは7月27日、スペインの再生可能エネルギー事業会社であるElawan Energyの買収を完了したと発表した。今回のプロジェクト全体で1000億円を出資し、欧州の現地法人ORIX Corporation Europeを通じて株式の80%を取得した。

 Elawanは、スペインをはじめとする欧州や北米、南米など14カ国で風力および太陽光発電所の開発から運営までを一貫して手掛けている。これまでに合計約2.9GWの開発実績があり、現在約726MWの稼働中プロジェクト、598MWの建設中プロジェクト、10GW以上の開発パイプラインを確保している。

 今回のElawan買収により、オリックスは世界で合計3GWを所有する再エネ発電事業者になる。Elawanは、海外の再エネ事業における初の戦略的グループ会社となり、今後グローバルに再エネ事業を拡大する上でのプラットフォームになる。5年後の2026年には、世界で合計約8GWまで拡大することを目指す。

 オリックスは、国内外での再エネ事業展開を重要な経営戦略のひとつに掲げている。Elawan以外にも海外では、1月に再エネファンドを運営する英国のオルタナティブ資産運用会社Gravis Capital Managementを買収、3月にインドの大手再エネ事業会社Greenko Energy Holdingsの株式20%強を取得した(関連記事:オリックス、スペインの再エネ大手買収、1000億円出資)。