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関電とダイキン、太陽光と空調を連携せさたエネマネ実証実験

2021/08/03 22:08
工藤宗介=技術ライター
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太陽光発電と連携させた空調制御のイメージ
(出所:関西電力とダイキン工業の共同リリース)
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実証実験の概要
(出所:関西電力とダイキン工業の共同リリース)
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ダイキン工業堺製作所臨海工場の屋上に設置された太陽光パネル
(出所:ダイキン工業)
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 関西電力とダイキン工業は7月29日、太陽光発電と空調制御システムを連携させたエネルギー管理システムの実証実験を開始した。太陽光発電の出力変動に応じて、使用電力比率の高い空調機を最適制御することで、CO2排出量や契約電力の削減を目指す。

 大阪府堺市にあるダイキン工業の堺製作所臨海工場に、関西電力の太陽光発電設備を設置。関電の空調制御サービス「おまかSave-Air」とダイキン工業の集中管理コントローラー「インテリジェントタッチマネージャー(iTM)」を活用しながら工場内の電力需給を管理する。

 雨天や曇天など太陽光の発電量が少なくなる天候時におまかSave-Airで空調を制御することで最大電力(契約電力)を低減し、その効果を検証する。発電量の少ない日は建物の負荷も小さいため空調制御が比較的容易という。また、iTMの見える化オプションを活用することで年間の省エネ効果に関する情報を蓄積する。

 太陽光発電設備のパネル出力は164.3kW、予想年間発電量は201MWh。天候に応じた空調最適制御によって、67tのCO2排出量削減と、デマンド値(最大需要電力)の78kW低減を見込んでいる。実証期間は2023年3月頃までを予定している。

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