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仙台空港近くに水素ステーション開設、「福島製・再エネ水素」調達

2021/08/12 16:10
工藤宗介=技術ライター
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イワタニ水素ステーション仙台空港
(出所:岩谷産業)
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 岩谷産業と日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)は8月5日、仙台空港に隣接する工業団地「仙台空港フロンティアパーク」の敷地内に、燃料電池車(FCV)向け水素ステーション「イワタニ水素ステーション仙台空港」を開設した。

 福島県浪江町の「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」で製造された水素を水素運搬トレーラーで輸送し、ステーションの充填設備を通じてFCVに燃料供給する。FCV1台(水素約5kg)を約3分で充填でき、1時間で6台分に供給できる能力を持つ。トレーラーのタンク容量はFCV約40台分(関連記事:20MWのメガソーラーを「自家消費」、浪江町で水素製造)。

 新水素ステーションのある「仙台空港フロンティアパーク」は宮城県岩沼市にある。岩谷産業にとって国内で51カ所目、宮城県内で2カ所目の水素ステーションになる。また、同社によると、他社運営を含む水素ステーションは国内で166カ所(8月時点、建設中を含む)になるという。

 JHyMは、水素ステーションの整備・運営を目的に2018年2月設立した合同会社。インフラ事業者16社、自動車メーカー3社、金融投資家など7社が参画する。第1期(2018~2021年度)に合計80カ所の水素ステーション整備を目指している。

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