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コマツ、スウェーデンで「脱炭素」工場、屋根上メガソーラーなど

2021/08/19 21:51
工藤宗介=技術ライター
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新工場および太陽光パネル(出所:コマツ)
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AGVとフォワーダー((出所:コマツ)
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 コマツは8月18日、同社100%子会社で林業機械を製造販売するスウェーデンのコマツフォレストが、同国ウメオ市に環境に配慮し再生可能エネルギー供給設備などを導入した新工場を竣工し、生産開始したと発表した。

 新工場は、屋根上に約1万90000m2の太陽光パネルを設置してメガクラスの太陽光発電を行うほか、地熱を活用した暖房設備を導入することで、電気使用量を大幅に削減した。同社の生産工場として初めてカーボンニュートラルを実現した。

 ウメオ市内に点在していた工場を1カ所に集約し、生産工程および物流のレイアウトを最適化した。同社で初めてAGV(無人搬送台車)を活用した自動牽引組立ラインなどの新たな生産技術を導入し、従来工場と比べて生産性を30%向上した。

 敷地面積は約13万3000m2、建屋面積は約4万m2(オフィス関連含む)。ハーベスター、フォワーダー、ハーベスターヘッドを生産する。投資金額は約100億円。

 コマツでは、中期経営計画の経営目標として、2030年までに製品使用により排出されるCO2の50%削減(対2010年比)、生産によるCO2排出50%削減(対2010年比)を設定している。また、チャレンジ目標として、2050年までにカーボンニュートラルを目指している。

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