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「中古EV」で住宅太陽光を自家消費、高島が新事業

2021/08/20 22:26
工藤宗介=技術ライター
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「V2Hシステム」のイメージ
「V2Hシステム」のイメージ
(出所:髙島)
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 産業用資材の販売を手掛ける高島は、次世代の事業の柱として「中古電気自動車(EV)と「V2Hシステム」による住宅用太陽光発電の自家消費」を提案する。8月19日、中古車販売・買い取りを手掛ける国内大手企業(企業名は非公表)と協業すると発表した。

 協業では、高島の機器販売加盟店が中古EVと、その蓄電池と住宅との間で充放電する「V2Hシステム」を提案し、中古販売・買取企業が中古EVを販売する。加盟店は、中古販売・買取企業が保有する車種・在庫・車下取りの査定額といった流通情報を活用しながら、より高品質な中古EVを提案する。

 新車EVとV2Hの同時購入は顧客側の負担が大きく購入層が限られると想定されることから、購入価格を抑えることができる「中古EVでの太陽光の自家消費」に目を付け、中古車業界との協業を決めた。同事業により、太陽光発電の自家消費における、EVの「走る蓄電池」としての有用性を訴求していく。

 高島は、1994年から建材事業において太陽光パネルの販売に取り組んでいる。国内外の最適な製品を選定し、住宅用および産業用の太陽光発電システムや、夜間電力や余剰電力を充電する家庭用蓄電池を提案する。また、太陽光発電の架台を自社開発し、全国3万5000棟以上の出荷実績がある。

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