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商船三井、「再エネ由来アンモニア」輸入、豪社と検討

2021/08/23 18:57
工藤宗介=技術ライター
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商船三井が取り組む水素・アンモニア・風力のサプライチェーン
(出所:商船三井グループ環境ビジョン2.1)
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 商船三井は8月11日、オーストラリアの大手エネルギー企業であるオリジン・エナジー(Origin Energy)と再生可能エネルギー由来のアンモニア(グリーンアンモニア)のサプライチェーン構築の共同検討について覚書を締結したと発表した。

 両社は、2021年12月までをめどにグリーンアンモニアの海上輸送手段や、日本やアジアにおける需要について調査し、サプライチェーン構築における課題を共同で検討する。オリジンは、2026年の輸出開始を目指すタスマニア州ベルベイのグリーンアンモニア輸出プロジェクトなど、複数のアンモニア・水素のプロジェクトに取り組んでいる。

 アンモニアは、燃焼時にCO2を排出しない次世代の2次エネルギーとして、また水素の輸送手段としての水素キャリアとして、日本政府が掲げる2050年カーボンニュートラル実現に向けた有望な2次エネルギーとして注目されている。再エネ由来のグリーンアンモニアは、サプライチェーンにおけるCO2排出削減に寄与するとしている。

 商船三井は、これまでにもシンガポール向け液化水素供給インフラ開発の共同検討や、シンガポールにおける船舶用アンモニア燃料サプライチェーンの共同開発などに参画している。6月には「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」を発表し、2050年までにグループ全体でのネットゼロ・エミッション達成を掲げている。

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