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ファッションブランドが営農型低圧太陽光、FIT電気を確保

2021/08/23 19:37
工藤宗介=技術ライター
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営農型太陽光発電のイメージ
(出所:サザビーリーグ)
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 衣食住ブランドの企画・販売を手掛けるサザビーリーグ(東京都渋谷区)は8月19日、スペシャリティストア・ブランド「ロンハーマン(Ron Herman)」において、固定価格買取制度(FIT)による再生可能エネルギー事業を開始すると発表した。

 「ロンハーマン」は、同社が国内で展開する米国カリフォルニア発のファッションブランド。

 ロンハーマンのサステナビリティ・ビジョンのひとつである「2030年までにロンハーマン事業のCO2排出量実質ゼロ」の実現に向けたプロジェクト。市民エネルギーちば(千葉県匝瑳市)の協力のもと、千葉県匝瑳市にソーラーシェアリング施設「ロンハーマン匝瑳店」を新設する。

 敷地面積は3162m2。太陽光パネルの出力は約90kW、パワーコンディショナー(PCS)の出力は49.5kWの低圧事業用案件となる。太陽光パネルには複数メーカーの中古パネルを、PCSには独SMAソーラーテクノロジー製を採用する。固定価格買取制度(FIT)による売電単価は27円/kWh。

 発電量は、ロンハーマン名古屋店で使用しているエネルギーとほぼ同量を見込んでいる。発電した電力は、みんな電力を通じてロンハーマン福岡店へ供給する予定。10月15日に通電を開始する予定。

 また、太陽光パネルの下では、大豆と麦の有機農業を営むことで土壌の回復を目指す。さらに不耕起栽培に切り替えていくことで、大気中からのCO2を吸収するというカーボンニュートラルへの貢献も期待されるという。

 同社では今後も、同様の再エネプロジェクトを手掛けていくとしている。

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