ニュース

タイで「オンサイトPPA」による太陽光事業、伊藤忠とシンガポール企業

2021/08/25 19:14
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
タイで展開する再エネ電力供給サービスのイメージ
(出所:伊藤忠商事)
クリックすると拡大した画像が開きます

 伊藤忠商事は8月23日、シンガポールのBerkeley Energy C&I Solutions(BECIS)と共同で、タイで第三者所有型のオンサイトPPA(電力購入契約)による屋根上太陽光事業を展開する合弁会社「BEIT Solar」を設立したと発表した。

 BECISは、これまでタイの工場や商業施設の屋根に太陽光発電設備を初期投資ゼロで設置し、需要家に再生可能エネルギー由来の電力を提供するオンサイトPPA事業を展開しており、累計約70MWの実績がある。また、伊藤忠商事は、2018年以降BECISと協業し、これまでグループ企業向けを中心に屋根置き太陽光発電設備の設置を支援してきた。

 合弁会社の設立に伴い、今後は伊藤忠商事の持つネットワークを活用し、BECISとともにタイにおける屋根置き太陽光発電をはじめとした再エネ電力の提供サービスを加速していく。第1号案件として、BECISが受注した、自動車用金型メーカーであるオギハラのタイ現地法人Ogihara(Thailand)向けに10MWの案件を手掛ける。

 タイでは、ASEAN諸国で最も早くから民間企業同士の売電契約が解禁されており、気象条件もよく政府の再エネ導入に対する意欲も高いことから、遊休スペースを活用した屋根置き太陽光発電設備の設置・普及が進んでいるという。

  • 記事ランキング