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東北電、新潟のバイオマス発電に出資、輸入ペレットで

2021/08/30 19:00
工藤宗介=技術ライター
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新潟東港バイオマス発電所の完成予想図
(出所:東北電力)
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 東北電力は8月26日、シンガポールのエクイス・デベロップメントが設立した「新潟東港バイオマス発電合同会社」に出資参画すると発表した。新潟県聖籠町にある新潟東港工業団地内に出力50MWの「新潟東港バイオマス発電所」を建設・運営する。

 同発電所では、主に東南アジアから輸入する木質ペレットとパームヤシ殻(PKS)を燃料に使用し、2024年10月に営業運転を開始する予定。合同会社への出資比率は、エクイスが80%、東北電力が20%。

 東北電力は、バイオマス発電設備の設計・建設時におけるオーナーズエンジニアリング業務や、営業運転を開始した後の運転・保守業務を担当する。同社は、風力発電を主軸とした再生可能エネルギー全般において、東北6県および新潟県を中心に200万kWの開発を目指している。

 また、東洋エンジニアリングは同日、同発電所の発電設備一式の設計、機器資材調達、建設工事、試運転までのEPC(設計・調達・施工)サービス業務を一括請負で受注したと発表した。発電設備は、高効率な再熱方式を採用する。

 同社は、これまでに茨城県、富山県、鳥取県、北海道、愛知県で50MW級バイオマス発電所を、静岡県と千葉県で75MW級バイオマス発電所を受注している。同発電所は、同社が取り組む8件目のバイオマス専焼発電所となる。

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