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埼玉県で太陽光パネルのリユース・リサイクル、住宅用で実証

2021/09/08 17:27
工藤宗介=技術ライター
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太陽電池パネルの排出見込み量。寿命25 年の場合
(出所:環境省)
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 埼玉県では、環境省による住宅用太陽光パネルのリユースおよびリサイクルのルート構築に向けた実証事業が行われている。同県は9月2日、解体工事業者や撤去工事業者などに向けて、同実証事業への参加協力を呼び掛けた。

 実証事業では、不要となった住宅用太陽光パネルを県内4カ所の回収拠点において無償で引き取り、リユースが可能であるかの簡易検査や、効率的な運搬方法などを検討する。同県は、住宅用太陽光パネル導入量が全国で2番目に多く、将来的に大量廃棄が見込まれることから、実証事業のフィールドに選ばれた。

 回収を希望する事業者は、あらかじめ参加申込書を提出する必要がある。回収量は400枚で、住宅以外に設置されているパネル、外観から明らかに破損していることが分かるパネルは対象外。回収拠点は、松田産業(狭山市広瀬台)、サニタリーセンター(本庄市新井)、河野解体工業(久喜市下早見)、ワイエムエコフューチャー(草加市青柳)。回収期間は、7月1日~12月31日。

 環境省「令和3年度 脱炭素型金属リサイクルシステムの早期社会実装化に向けた実証事業(太陽光パネルの収集・リユースおよび非鉄金属の回収に係る技術実証)」の委託業務で、幹事法人はイー・アンド・イーソリューションズ、共同実施者はネクストエナジー・アンド・リソース。また、一部再委託先として一般財団法人・秋田県資源技術開発機構が参画する。

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