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三菱重工と大阪ガス、米で15MWのメガソーラーを共同取得

2021/09/14 17:10
工藤宗介=技術ライター
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建設中のブライターフューチャー太陽光発電所
(出所:三菱重工業)
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 三菱重工業と大阪ガスは9月13日、米国ノースカロライナ州にある、出力15.7MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Brighter Future Solar Farm(ブライターフューチャー太陽光発電所)」を買収したと発表した。

 三菱重工の100%子会社である米国三菱重工業(MHIA:Mitsubishi Heavy Industries America)と、大阪ガスの100%子会社であるOsaka Gas USA Corporation(OGUSA)が50%ずつ出資して設立した合弁会社を通じて、プロジェクト開発業者である三菱重工グループのオリデン(Oriden)から取得した。今後、合弁会社が同発電所の建設と運営を行う予定。

 同発電所は、12月に商業運転を開始することを目指し現在、建設を進めている。太陽光パネルの出力は15.7MW、連系出力は11MW。年間発電量は1万9000MWhを見込む。発電した電力は、地元の電力事業者であるBlue Ridge Energyとの25年間の長期電力購入契約に基づき全量売電する計画。Blue Ridge Energyは、CO2排出量を2030年までに2005年比50%削減、2050年までに実質ゼロとすることを目標にしている。

 三菱重工グループは、低炭素化プロジェクトや脱炭素関連技術のベンチャー企業への投資によるエナジートランジション(低環境負荷エネルギーへの転換)を進めている。今回の共同投資は、エナジートランジションエコシステムの最上流に位置する再生可能エネルギーに関する知見を深めることを目的としたもの。

 大阪ガスグループは、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、2030年度までに他社からの調達も含めて国内外で500万kWの再エネ電源の普及に貢献することを目指している。また、OGUSAは、米国のエネルギー事業において、フリーポートLNG液化事業、シェールガス開発事業、発電事業を3本の柱に位置付けており、発電事業では天然ガス火力発電に加えて再エネ発電への参画を進めている。

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