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エコスタイル、非FIT太陽光向け「発電予測サービス」

2021/09/17 17:47
工藤宗介=技術ライター
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エコスタイルのホームページ
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(出所:エコスタイル)
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 エコスタイル(大阪市)は9月15日、固定価格買取制度(FIT)を利用しない非FIT太陽光発電所を系統連系する際に必要となる、精緻な発電販売計画の作成を支援する「太陽光発電予測サービス」を開始したと発表した。

 発電事業者や小売電気事業者が、非FIT太陽光発電所から一般送配電事業者が所有する送配電網を経由して送電する場合、発電計画と発電実績を30分単位で一致させる「計画値同時同量の達成」が求められ、発電に関する高度な予測ノウハウが必要となる。

 同社は、気象予報士が開発した高精度な独自の発電予測システムを用いて顧客の運用に合わせた予測値を提供し、発電インバランス(計画と実績の誤差)を負担するサービスを提供する。発電バランシンググループの構成に合わせて、大規模発電所を想定した単体予測と、複数の低圧発電所をまとめたバルク予測のいずれにも対応する。

 初期に必要な費用は、初期設定費用単価×発電所数で計算される。初期設定費用単価は、単体予測の場合は、同社施工案件が1万1000円、他社施工案件が2万2000円。バルク予測の場合は、いずれも5500円。

 予測値のみ提供するサービスは、沖縄・離島を除く各電力エリアに対応する。サービス料金は、発電量予測単価×発電実績値で計算される。発電量予測単価は、同社施工案件が0.55円/kWh(税込み=以下同)。他社施工案件でO&M(運用・保守)契約ありが0.88円/kWh、O&M契約なしが0.99円/kWh。

 発電インバランス負担(発電計画作成・提出代行を含む)は、北海道・北陸・沖縄・離島および積雪エリアを除く各電力エリアに対応する。サービス料金は、発電量予測単価×発電計画値で計算される。発電量予測単価は、同社施工案件が1.32円/kWh。他社施工案件でO&M契約ありが1.87円/kWh、O&M契約なしが1.98円/kWh。

 また、太陽光発電予測は、オフサイト型コーポレートPPA(電力購入契約)や自己託送、フィード・イン・プレミアム(FIP)でも必須になる。自己託送やオフサイトコーポレートPPAといった遠方への需要場所に電力供給する場合の発電予測は、需要地点エリアごとの損失率を加味した接続供給電力量によりサービス料金を算出する。

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