「生物多様性と太陽光」を両立、企業価値向上を支援

2021/09/17 18:52
工藤宗介=技術ライター
小松製作所大阪工場へのビオトープ導入事例
小松製作所大阪工場へのビオトープ導入事例
(出所:地域環境計画)
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 地域環境計画(東京都世田谷区)は9月15日、ソーラーフロンティア(東京都千代田区)と協業し、顧客企業の敷地を有効活用して、自家消費型太陽光発電を導入するとともに、生物多様性への取り組みを支援することで企業価値を高める新サービスを提供すると発表した。

 同社は、自然環境に係わる調査やコンサルティングを行う企業として1981年に設立された。企業理念である「生きものと共生する地域づくり・人づくり」を目指し、動植物の調査を中心に環境学習や生物多様性の保全・創出・GIS(地図情報システム)を用いた自然環境の解析などの事業を展開している。

 今回、ソーラーフロンティアと連携することで、電力の自家消費による経営コストの低減とBCP(事業継続計画)を実施しながら、同時に温室効果ガスの排出削減、生物多様性への配慮といったSDGs(持続可能な開発計画)の課題を両立させたサステナブル経営を実現する。

 具体的には、顧客企業の敷地や地域において、生態系や生物多様性に及ぼす影響の事前調査や、太陽光発電設置後のモニタリング調査などを行う。事業所の敷地が地域生態系の一部として機能することで豊かな地域づくりに貢献し、企業イメージの向上によって安定した地域雇用などにも寄与する。