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第一生命、PPA太陽光で再エネ100%へ、「オフサイト」と「オンサイト」

CECと連携、全国22カ所に合計2MWの低圧太陽光を開発

2021/09/28 11:52
工藤宗介=技術ライター
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オフサイト型コーポレートPPAのスキーム
オフサイト型コーポレートPPAのスキーム
(出所:第一生命保険)
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オンサイト型コーポレートPPAのスキーム
オンサイト型コーポレートPPAのスキーム
(出所:第一生命保険)
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 第一生命保険は9月24日、使用電力の再生可能エネルギー100%を目指す「RE100」達成に向けた取り組みの一環として、クリーンエナジーコネクト(CEC、東京都品川区)とオフサイト型コーポレートPPA(電力購入契約)を締結したと発表した。

 同取り組みでは、クリーンエナジーコネクトは全国22カ所に合計出力2MWの低圧事業用太陽光発電所を開発し、小売電気事業者のオリックスを通じて、第一生命保険が所有するオフィスビル3棟の共有部分に再エネ電力を供給する。

 低圧配電線に連系する分散型の事業用太陽光発電所は、山林を切り開くことなく農地跡地などの平地を利用して設置する。周辺環境に影響を与えず、近年頻発する天候不順や自然災害によるリスクを分散させて、安定した発電量を確保できるという。

 環境省の令和3年度「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」の交付決定を受けた事業で、国内のオフサイト型コーポレートPPAのパイロットモデルとして実施する。期間は、2022年2月から約20年間の予定。

 また、第一生命保険は、リニューアブル・ジャパン(東京都港区)とオンサイト型コーポレートPPAに関する基本合意を締結した。営業拠点の屋上に太陽光発電設備を設置し、発電した電力を自家消費する計画。全国の営業オフィスのなかから優先順位をつけ、関東エリアの16物件から導入検討を開始する。

 第一生命保険では、国際的なイニシアティブであるRE100への加盟などを通じて、保有不動産における消費電力の再エネ転換を進めている。2021年3月には、2023年度までのRE100達成(外部賃貸する物件は2021年度中の達成)方針を策定した。

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