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国内初「CPPAオークション」、需要家と非FIT再エネをマッチング

2021/09/28 22:14
工藤宗介=技術ライター
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コーポレートPPAオークションのビジネスモデル
コーポレートPPAオークションのビジネスモデル
(出所:ホールエナジー)
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 法人向け電力オークションを展開するホールエナジー(東京都品川区)は9月27日、固定価格買取制度(FIT)に依存しないコーポレートPPA(CPPA=企業との電力購入契約)で売電する再生可能エネルギー電源について、発電事業者と需要家をマッチングする「CPPAオークション」を立ち上げると発表した。再エネ発電事業者のafterFIT(東京都港区)と業務提携し、2021年内に第1回オークションを開催する。

 需要家と発電事業者をマッチングするオークションプラットフォームを創設することで、適切な価格や条件で取引できる仕組みを提供する。需要家は複数の新規の非FIT再エネ電源(発電所)の中から最適な案件を選択でき、発電事業者は非FIT電源の契約先の確保が可能になる。CPPAのオークションは国内初という。

 年内開催の第1号案件では、個別に需要家に再エネ電源を提示してマッチングさせる仕組みで実施する。需要家は10~15社程度の参加を想定する。また、afterFITのほかにも発電事業者の参加を募っていく。その後、需要家を集めるオークションプラットフォームを構築し、2022年中にスタートさせる計画。

 両社とも、電力全面自由化された2016年に設立された電力関連ベンチャー企業。ホールエナジーは、中立的な立場で電力オークション事業を行い、これまでに100社を超える企業の電力コストを年平均15%削減してきた実績がある。また、afterFITは、再エネに特化した発電・送電・売電の電力3事業を展開している。

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