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リコー、国内外4拠点でオンサイトPPA、合計4.7MW

2021/10/04 19:33
工藤宗介=技術ライター
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Ricoh Manufacturing(Thailand)
Ricoh Manufacturing(Thailand)
(出所:リコー)
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リコーエレメックス恵那事業所
リコーエレメックス恵那事業所
(出所:リコー)
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 リコーは10月1日、国内外の生産・販売関連会社4拠点にオンサイト型PPA(電力購入契約)モデルによる自家消費型太陽光発電設備を導入すると発表した。リコーグループの国内拠点では初めてのオンサイトPPA導入になる。

 岐阜県恵那市にある、生産関連会社・リコーエレメックスの恵那事業所では、既設工場棟の屋根上に出力約400kWの太陽光パネルを設置し、10月1日に運転を開始した。予想年間発電量は約430MWhで事業所需要の約6%に相当する。CO2削減効果は年間で約200tの見込み。PPA事業者および設備所有者はリコーリースで、契約期間は20年間。

 宮城県柴田町にある、生産関連会社・リコーインダストリーの東北事業所では、出力約146kWの太陽光パネル搭載カーポートを新設し、2022年1月末に運転を開始する予定。年間発電量は約160MWhを見込み、これは事務所需要の約0.5%に相当する。CO2削減効果は年間で約85tに相当する。PPA事業者はシン・エナジー、設備所有者はJA三井リース(カーポート含む)で、契約期間は20年間。

 タイ・バンコクの販売関連会社Ricoh(Thailand)では、既設社屋の屋根上に出力約106kWの太陽光パネルを設置し、7月14日に運転を開始した。年間発電量は約180MWhの見込みで事業所需要の約10%に相当する。CO2削減効果は年間で約84tに相当する。PPA事業者および設備所有者はBCPG Publicで、契約期間は25年間。

 タイ・ラヨーン県の生産関連会社Ricoh Manufacturing(Thailand)では、既設工場棟の屋根上に出力約4MWの太陽光パネルを設置し、10月初旬に運転を開始する予定。年間発電量は約4700MWhを見込み、これは事業所需要の約25%に相当する。CO2削減効果は年間約2500tに相当する。PPA事業者および設備所有者はGreenYellow Solar 2(Thailand)で、契約期間は12年間。

 4拠点で利用する再生可能エネルギー電力量は合計で年間5.47GWh、年間CO2削減効果は2869tの見込みで、グループ全体の2020年度電力使用量の約1.2%に相当する。リコーグループは、2017年4月に日本企業として初めて「RE100」に参加し、2030年度に再エネ使用率50%、2050年度に100%達成を目指している。

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