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ネジでなく「クリップ」で固定、トリナなど太陽光の新設置システム

2021/10/04 19:47
工藤宗介=技術ライター
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CARTS Quick Mount PV Solution
CARTS Quick Mount PV Solution
(出所:トリナ・ソーラー)
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 太陽光パネル大手の中国Trina Solarの日本法人であるトリナ・ソーラー・ジャパン(東京都港区)は9月28日、仏ARaymond Energiesの日本法人レイモンジャパン(神奈川県秦野市)、豪Clenergyの日本法人クリーンエナジージャパン(横浜市)と共同で、新タイプの太陽光発電設置システム「CARTS Quick Mount PV Solution」を発表した。

 トリナ・ソーラー製の太陽光パネル、レイモン製の太陽光パネル固定・接地用金具、クリーンエナジー製の太陽光パネル用架台を1パッケージにまとめた。レイモンは、自動車用燃料系ホース用などの樹脂製クイックコネクターや工業用クリップなどのファースニング(留め)技術に強みを持つ。

 レイモンの太陽光パネル用クリップを採用することにより、従来のボルトと比べてシステムコストを20%削減し、作業の迅速化・簡便化により設置コストも削減できるという。ネジが緩む心配がないため台風などの風圧に強く、太陽光発電で求められるO&M(運営・保守)においてもネジを締め直す点検が不要になる。

 太陽光パネルは、屋根上設置に特化した小型単結晶パネル「VertexS」を採用した。クリーンエナジーのカーポートおよび屋根上用の架台と組み合わせて提案する。大規模な駐車場や工場の屋根上にも対応できる。販売目標は、2022年に100MW。将来的には世界市場での展開も検討する。

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