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山口環境大臣、小泉前大臣の「再エネ最優先の原則」を踏襲

2021/10/07 21:49
工藤宗介=技術ライター
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就任会見を行った山口壯環境大臣
就任会見を行った山口壯環境大臣
(出所:環境省ホームページ)
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 山口壯環境大臣・内閣府原子力防災担当大臣は10月5日、就任に伴う記者会見を行った。そのなかで、小泉進次郎氏前大臣が示した「再生可能エネルギー最優先の原則」の路線を踏襲すると明言した。

 山口大臣は、2050年のカーボンニュートラルおよび2030年の温室効果ガス46%削減といった目標に対して、環境省としてしっかりした結果が出るように頑張りたいと抱負を述べた。そのためには、再エネを最大限導入していくことが一番のポイントだと指摘し、それを後押ししていくのが環境省の役割だと語った。

 カーボンニュートラルの実現に向けては、産業界の意見もしっかり聞きながら、イノベーションということも頭において、どうやったら具体的にできるのかをしっかり耳を傾けていきたいとした。カーボンプライシングといった経済的手法も話に出ていることから、産業界を抜きにしては考えられないとの見解を示した。

 また、英国グラスゴーで開催予定の「COP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)」など一連の国際会議において、その対処方針を決めるにあたっては、環境省がリーダーシップをとって関係大臣や関係象徴をまとめ上げたいとの意向を示した。日本のこれからの国際社会の中での役割を考えるにあたって重要な部分であり、プレゼンスを確保すると同時に、きちんとしたメッセージを発信していきたいと述べた。

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