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三菱商事、再エネに1兆円を投資、6.6GWを保有へ

2021/10/20 18:35
工藤宗介=技術ライター
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GHG排出量の削減目標
GHG排出量の削減目標
(出所:三菱商事)
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投資対象となるEX関連分野
投資対象となるEX関連分野
(出所:三菱商事)
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 三菱商事は10月18日、温室効果ガス(GHG)排出量の新たな削減目標として、2050年ネットゼロを前提に、2030年度に2020年度(2530万t)比で半減を目指すとする中間目標を策定したと発表した。

 目標の対象範囲には、関連会社のScope1/2排出量の同社出資持分相当分を追加した。エネルギーの安定供給の維持とともに次世代エネルギーシステムの実用化を目指す「エネルギー・トランスフォーメーション(EX)」に取り組んでいく。

 この目標に向けて、財務の健全性を維持しながら、2030年度までに総額2兆円規模の投資を実施する。このうち、1兆円は再エネ事業に投資し、自社保有火力資産の戦略的ダイベストメント(金融資産の引き上げ・投資の撤退)を進めるとともに、再エネ発電事業の持分容量を3.3GW(330万kW)から6.6GW(660万kW)に倍増させる。

 このほかにも、電化の推進に不可欠な金属資源であるベースメタル・レアメタル、火力から再エネへの移行期間におけるエネルギー安定供給を継続する天然ガス、水素やアンモニアなどの次世代エネルギーに対して投資するという。

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