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東大発ベンチャー、フォトバイオリアクター装備の新ラボ

2021/10/21 14:53
工藤宗介=技術ライター
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Clean Technology Lab+に導入したフォトバイオリアクター
Clean Technology Lab+に導入したフォトバイオリアクター
(出所:アルガルバイオ)
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 藻類の研究開発に取り組む東京大学発のベンチャー企業であるアルガルバイオ(千葉県柏市)は10月11日、新たに1kL閉鎖型フォトバイオリアクター2基を導入した「Clean Technology Lab+(クリーンテックラボプラス)」を開設したと発表した。

 また、遠心分離機や殺菌装置、スプレードライヤーなど、藻類の培養から回収までを一貫して行える設備を備えた。さまざまな藻類種における大量培養条件の検討を従来の約10倍のスケールで実施でき、用途開発に向けたサンプル提供にも対応できる。パートナー企業との共同開発や自社開発素材の製品化などを一層加速することが可能としている。

 フォトバイオリアクターの導入にあたっては、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2020年度「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援」(最大7000万円)の助成金を利用した。

 同社は、東京大学の20年以上の研究資産としての藻類株ライブラリーをベースに、育種・培養技術を組み合わせて、人々の健康や食料・エネルギー問題に対する解決策を提案する。今後、同施設を活用し、パートナー企業との共同開発などに取り組む。

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