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冷蔵倉庫に太陽光と蓄電池、ヨコレイが千葉市と恵庭市に建設

 

2021/10/26 20:49
工藤宗介=技術ライター
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千葉リサーチパーク物流センター(仮称)完成予想図
千葉リサーチパーク物流センター(仮称)完成予想図
(出所:横浜冷凍)
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恵庭スマート物流センター(仮称)完成予想図
恵庭スマート物流センター(仮称)完成予想図
(出所:横浜冷凍)
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 横浜冷凍(ヨコレイ)は、屋根上太陽光発電と大容量蓄電池、省エネ型自然冷媒冷凍機などを備えた冷蔵倉庫を建設する。同社初となる「蓄電による冷蔵倉庫の冷却」を実現し、災害などの非常時も自前の電力で倉庫内を一定期間冷却できる。千葉市で10月8日、北海道恵庭市で10月14日に起工式を開催した。

 千葉市の「千葉リサーチパーク物流センター(仮称)」は、出力816.48kWの太陽光パネル、出力480kVAのリチウムイオン蓄電池を導入する。また、太陽光発電と蓄電池を連携させた電気自動車(EV)充電ステーションを5基設置し、災害時にはEVを非常用電源として利用できる。

 鉄筋コンクリート造3階建て(一部鉄骨造)で延床面積は2万5135m2、収容能力は3万475t。事務所棟は、空調機器や省エネ設備などの省エネにより消費電力を従来比50%以上削減するともに、太陽光発電で50%以上の創エネを実現し、同社初のZEB評価取得を目指す。竣工は2023年2月の予定。

 北海道恵庭市の「恵庭スマート物流センター(仮称)」は、出力322.56kWの太陽光パネル、出力240kVAのリチウムイオン蓄電池を導入する。また、北海道の気候を活用し、冬季には外気を利用してC級室(冷蔵)の温度管理が行えるシステムも取り入れる。EV充電ステーションは2基設置する。

 倉庫棟は鉄筋コンクリート造3階建て、事務所棟はS造2階建て。延床面積は2万4087m2、収容能力は3万543t。竣工は2023年5月の予定。

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