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オンサイト・オフサイトPPAを展開、タカラレーベンが銀行から資金調達

2021/10/30 21:57
工藤宗介=技術ライター
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PPAモデルの概要
PPAモデルの概要
(出所:日経BP)
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 タカラレーベンは10月29日、固定価格買取制度(FIT)を利用しないPPA(電力購入契約)モデルによる太陽光の開発を前提に銀行から資金を調達したと発表した。

 三井住友銀行が提供するシンジケート・ローン「ESG/SDGs評価シンジケーション」を利用した。「ESG/SDGs評価」に基づき、資金を調達した。調達金額は非公表。

 調達した資金は、同社子会社レーベンクリーンエナジーの事業展開に活用する。オンサイト型およびオフサイト型PPA(電力購入契約)の推進や地域マイクログリッド構想を視野に入れ、FITに依存しないビジネスモデルを構築する。

 タカラレーベンは、2013年からFITによるメガソーラー(大規模太陽光発電)事業に参入し、再生可能エネルギー発電事業を推進してきた。また、2021年には、再エネ発電・開発事業者ACAクリーンエナジーの株式100%を取得し、レーベンクリーンエナジーに社名変更した。

 ESG/SDGs評価シンジケーションは、三井住友銀行と日本総合研究所が作成した独自評価基準に基づき、企業のESG(環境、社会、ガバナンス)側面の取り組みや情報開示、SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を評価し、その適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取り組み事例などを還元できる融資商品。

 今回、タカラレーベンに対するESG/SDGs評価結果は、「企業理念・サステナビリティへのコミットメント」「環境配慮型製品・サービスの提供」「ローカル/グローバル・コミュニティへの配慮」において非常に高い水準と判断された。

 また、企業経営において一定のESG側面の取り組みと情報を開示しており、事業を通じてSDGsの「目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」などの達成への貢献意欲が高いと評価された。同社は、今後もESGを意識した事業運営を推進するとしている。

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