ニュース

田原市に112MWのバイオマス発電所、輸入ペレットを専焼

国内最大級、JFEエンジ、中部電力など出資

2021/10/30 23:04
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
バイオマス発電所の完成イメージ
バイオマス発電所の完成イメージ
(出所:JFEエンジニアリング)
クリックすると拡大した画像が開きます

 JFEエンジニアリング、中部電力、東邦ガス、東京センチュリーの4社は、愛知県田原市に国内最大級となる出力112MWの木質バイオマス専焼発電所を建設する。4社は10月27日、JFEエンジニアリングが設立した事業会社「田原バイオマスパワー合同会社」に出資することに合意したと発表した。

 出資比率は、JFEエンジニアリングが40%、中部電力が40%、東邦ガスが10%、東京センチュリーが10%になる。また、事業会社が同日、みずほ銀行と日本政策投資銀行をアレンジャーとするプロジェクトファイナンスによる融資契約を締結した。

 バイオマス発電所の年間発電量は、一般家庭約25万世帯分に相当する約7.7億kWhの見込み。燃料には、ベトナム産および米国産の輸入木質ペレットを用いる。EPC(設計・調達・施工)サービスはJFEエンジニアリングが担当し、フィンランド・バルメット製のボイラーを採用する。

 発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき中部電力パワーグリッドに売電する。売電価格は24円/kWh。2022年6月に着工し、2025年9月に運転を開始する予定。

  • 記事ランキング