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東京海上、太陽光のPPA事業者向けパッケージ保険

2021/11/02 09:00
工藤宗介=技術ライター
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需要家の倒産による電気料金未払いリスクの補償イメージ
需要家の倒産による電気料金未払いリスクの補償イメージ
(出所:東京海上日動火災保険)
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 東京海上日動火災保険は11月1日、太陽光発電設備をPPA(電力購入契約)モデルで設置・運営する事業者向けに、設備の損壊リスクや管理に起因する賠償責任リスク、需要家の倒産リスクなどを包括的に補償する「太陽光PPA事業者向けパッケージ保険」を発表した。

 太陽光発電のPPAモデルは、事業者の負担で発電設備設置を設置・運営し、需要家との長期売電契約を通じて設置コストなどを回収するビジネスモデルになる。契約期間中の不測かつ突発的な事故などにより、PPA事業者が当初想定していたコスト回収が困難になるリスクがあることから、パッケージ保険の提供を開始する。

 50kW未満の低圧事業用太陽光設備のPPAを10件以上、所有する事業者を想定する。PPA事業者が所有する発電設備の自然災害などによる設備損壊リスク、発電設備の管理に起因する第三者賠償リスク、需要家倒産による電気料金未払い・発電設備の移設・撤去に伴う工事費用といった損失リスクを包括的に補償する。

 保険料金は、10件程度のPPAの場合で年間500万円程度を見込んでいる。なお、50kW以上の高圧発電所の設備損壊リスクについては別の保険で対応する。3年後の2024年度までに30件の顧客獲得を目指す。

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