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EIZO、新物流棟に自家消費太陽光、オンサイトPPAで導入

2021/11/12 19:01
工藤宗介=技術ライター
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EIZO本社全景。左下の赤矢印が新物流棟
EIZO本社全景。左下の赤矢印が新物流棟
(出所:EIZO)
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 EIZOは10月29日、石川県白山市の本社敷地内に新物流棟を建設すると発表した。屋上全面にオンサイトPPA(電力購入契約)モデルによる太陽光発電設備を設置し、CO2排出実質ゼロを実現する。投資金額は約10億円、2022年5月2着工、2023年1月に竣工、2023年2月に稼働開始する予定。

 鉄骨地上2階建てで、延床面積は約6300m2。屋根上に設置する太陽光発電設備の年間発電量は約39万kWhを見込み、新物流棟での使用電力量を上回る見込み。また、一般的な火力発電中心の電力と比較して、年間約180tのCO2削減に相当する。

 これまでは国内工場の生産に伴う材料および製品の保管に、自社保管スペースのほか複数の外部倉庫を活用してきた。新物流棟によって保管能力が向上することで、工場・外部倉庫間の輸送ルートを簡素化し、物流トラックのCO2排出量も年間約70t削減できるという。

 EIZOでは、CO2排出削減目標として、2030年度までに2017年度比70%削減、2040年度に排出量ゼロを掲げている。2021年5月には、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明した。2021年度中にSBT認定基準での1.5℃長期目標を設定し、認定を受ける予定。

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