ニュース

丸紅が「浮体式洋上」「水素」、スコットランドで覚書

2021/11/18 19:41
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
秋田港で建設を進めている洋上風力発電所の完成イメージ
秋田港で建設を進めている洋上風力発電所の完成イメージ
(出所:秋田洋上風力発電)
クリックすると拡大した画像が開きます

 丸紅は11月10日、スコットランド開発公社との間で、スコットランドにおける浮体式洋上風力発電の拡大およびグリーン水素の製造・利活用を含む脱炭素に向けた包括的な協力に関する覚書を締結したと発表した。

 スコットランド自治政府では、2030年までの温室効果ガス排出量の75%削減、2045年のネットゼロ実現を目標に掲げている。同覚書は、浮体式洋上風力発電のサプライチェーンの確立、グリーン水素の製造・利活用を含むバリューチェーンの構築などを通じて、スコットランドの脱炭素に寄与することを目的とする。

 丸紅は、2018年9月に石炭火力発電事業および再生可能エネルギー発電事業に関する取り組み方針を発表。2021年3月には気候変動長期ビジョンを策定した。日本を含む世界19カ国で持ち分容量約12GWの発電資産を保有・運営している。

 洋上風力発電事業では、同社が筆頭株主の秋田洋上風力発電が秋田県秋田港および能代港において国内初となる商業ベースの着床式洋上風力発電所の建設を進めている。合計33基の風車を据え付け、総出力は約140MW。2022年末までの商業運転開始を目指している。

 また、グリーン水素の製造・利活用では、日豪間のグリーン液化水素サプライチェーン構築に向けた事業化調査、オマーンにおけるグリーン水素・グリーンアンモニア製造に係る事業化調査に参画している。

  • 記事ランキング