ニュース

産直の「ポケットマルシェ」、生産者に営農型太陽光を提案・支援

2021/11/18 20:01
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
ソーラーシェアリングのイメージ
ソーラーシェアリングのイメージ
(出所:ポケットマルシェ)
クリックすると拡大した画像が開きます

 産地直送による宅配を手掛けるポケットマルシェ(岩手県花巻市)とUPDATER(旧・みんな電力、東京都世田谷区)は11月12日、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)事業および電力小売り事業で連携すると発表した。

 ソーラーシェアリング事業では、「ポケットマルシェ」の登録生産者(11月時点で6100人)を対象に、ソーラーシェアリングの導入を提案・支援する。固定価格買取制度(FIT)を利用するか否かは未定という。UPDATERが発電電力を買い取るほか、助成金に関する情報提供や質問窓口の設置などでサポートする。

 電力小売り事業では、ポケットマルシェ利用者(個人)を対象に、非化石証書付き再生可能エネルギー100%の電力サービスを開始する。売り上げの一部を、気候変動の影響で生産現場に被害を受けた生産者支援に役立てる。

 申し込み開始は2022年1月、サービス開始は2022年2月の予定。電気料金は、大手電力会社と同等とする予定。対象エリアは沖縄を除く全国(北海道、北陸は2022年開始予定)。2022年度中に5000世帯の切り替えを目指す。

 UPDATERは、電気の生産者(発電所)の考え方や背景を伝えることで、納得感を持って電気を使ってもらうことを目指す再エネ電力事業「みんな電力」を展開している。また、ポケットマルシェは、全国の農家や漁師などの生産者と利用者をつなぐプラットフォームを運営し、食材だけでなく生産者の考え方も発信している。

 両社は今回、「自分の価値観で選んで応援・購入する」といった選択肢を提供し、生産者と利用者との価値観の共有を重視していること、都市と地方との関係人口を増やしていきたいという思いが一致したことにより協業を決定したという。

  • 記事ランキング