シンガポールの独立系再生可能エネルギー発電事業者であるヴィーナ・エナジーは、宮城県涌谷町に太陽光パネルの出力25MW、連系出力21MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「涌谷太陽光発電所」を建設し、11月18日に竣工式を開催した。
年間発電量は、一般家庭6197世帯分に相当する約3万MWhの見込み。年間最大1万7294tのCO2削減効果となる。発電した電力は、東北電力ネットワークに売電する。
建設にあたり、みずほ銀行を主幹事とする協調融資団6行によるサステナビリティ(持続可能性)にフォーカスした長期グリーンファイナンスから資金調達した。
太陽光発電事業は同社グループの日本再生可能エネルギー、建設工事などの施工管理はヴィーナ・エナジー・エンジニアリング、運営管理はNREオペレーションズが担当する。国内27カ所目の再生可能エネルギー発電所となり、総発電容量は542MWになる。