スーパーの「ライフ」、食品残さでバイオガス発電

2021/11/26 18:23
工藤宗介=技術ライター
バイオガス発電の概要
バイオガス発電の概要
(出所:ライフコーポレーション)
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建設中のバイオガス発電設備と完成予想図
建設中のバイオガス発電設備と完成予想図
(出所:ライフコーポレーション)
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 スーパーマーケットチェーン「ライフ」を運営するライフコーポレーションは11月18日、食品を加工・製造するプロセスセンターで排出された生ごみからバイオガス発電を行う「ライフ天保山バイオガス発電設備」を大阪市に新設すると発表した。

 大阪市にある「南港プロセスセンター」と「天保山プロセスセンター」から排出される食品残さを活用する。南港のセンターからは野菜系残さ、天保山のセンターからは惣菜系残さが排出される。これらを合わせて発酵させてメタンなど可燃性ガスを含むバイオガスを発生し、それを燃料にガス発電機を稼働させる。

 日量1tを処理できるバイオガス発酵槽を2基設置し、年間約4380tの生ごみを処理できる。また、出力25kWのガス発電機を4台備え、年間発電量は一般家庭約160世帯分に相当する約70万kWhを見込む。

 発電した電力は、自社内で利用するほか、一部を固定価格買取制度(FIT)に基づき売電する。2022年3月に本稼働を開始する予定。