二本松市に営農型メガソーラー完成、シャインマスカットやエゴマ栽培

2021/11/30 21:06
工藤宗介=技術ライター
二本松営農ソーラーのソーラーシェアリング
二本松営農ソーラーのソーラーシェアリング
(出所:全国ご当地エネルギー協会)
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竣工式における記念植樹の様子
竣工式における記念植樹の様子
(出所:全国ご当地エネルギー協会)
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 二本松営農ソーラー(福島県二本松市)は、福島県二本松市にソーラーシェアリング(営農型太陽光発電所)を建設し、11月19日に竣工式を開催した。式典では、農業関係者などステークホルダー70人が集まり、太陽光パネルの下にブドウの苗の記念植樹を行った。

 敷地面積約6万8000m2の農地を活用したもので、国内最大級のソーラーシェアリングとなる。出力は1.93MW、年間発電量は3788MWhの見込み。

 発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき東北電力などに売電する。電力は、宮城生協店舗などに供給する予定。また、売電収入から、営農事業を担当するSunshine(福島県二本松市)に農地管理費などを支払う。

 営農事業では、高さ約2.5mの太陽光パネルの下で有機エゴマとシャインマスカットなどブドウ7種を栽培する。生産した農作物は、みやぎ生協などに販売する予定。4年後にブドウの収穫量4tを目指す。

 事業主体の二本松営農ソーラーは、みやぎ生協、二本松ご当地エネルギーをみんなで考える(通称:ゴチカン)、特定非営利活動法人・環境エネルギー政策研究所(ISEP)がスポンサーとなって出資する。また、全国ご当地エネルギー協会の会員企業になる。

 この営農型太陽光発電所に対しては、今年3月、七十七銀行が融資を実行したと発表していた。みやぎ生協(仙台市)および地元銀行との共同融資となる。