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宇土市の公共施設に「太陽光+蓄電池」、オンサイトPPAで導入

2021/12/02 13:45
工藤宗介=技術ライター
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宇土市におけるオンサイト型PPAモデルのイメージ
宇土市におけるオンサイト型PPAモデルのイメージ
(出所:Sky Solar Japan)
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 中国系の再生可能エネルギー開発会社であるSky Solar Japan(SSJ、東京都港区)は、熊本県宇土市の公共施設に、太陽光発電設備および蓄電池を、オンサイト型PPA(電力購入契約)モデルで設置する。11月22日、電気需給および建物・土地使用許可に係る契約を締結したと発表した。

 契約に基づきSSJは、宇土市老人福祉センターおよび宇土市網津防災センターに、SSJの費用で太陽光発電と蓄電池を組み合わせた電源システムを設置し、所有・維持管理などを行った上で、発電・蓄電された電力を宇土市に供給する。

 両施設とも、出力20kWの太陽光パネルと出力19.8kWのパワーコンディショナー(PCS)を設置する。また、老人福祉センターは容量20kWh、防災センターは同30kWhの蓄電池を備える。太陽光パネルは中国トリナ・ソーラー製、PCSと蓄電池は中国ファーウェイ製を採用する。

 2022年3月上旬に着工、2022年3月下旬に稼働する予定。老人福祉センターは使用電力の85%、防災センターは70%を賄える見込み。将来的には、電力会社からグリーン電力を調達して100%再エネにすることも構想している。

 オンサイトPPAモデルは、SSJによるデマンドデータ・太陽光発電量データ・蓄電池充放電データを融合した技術検証の成果を活用し、地方公共団体や地域需要家と協働して取り組むもの。今回の宇土市が初めての導入事例となり、今後も同様の取り組みを全国的に展開していく。

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