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中央電力、自社で低圧太陽光5MWを設置、自己託送でマンションに供給

2021/12/08 20:10
工藤宗介=技術ライター
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じこたくサービスの提供イメージ
じこたくサービスの提供イメージ
(出所:中央電力)
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 中央電力(東京都港区)は、2022年度末までに100サイト・合計出力約5MWの低圧連系太陽光を設置し、自己託送の仕組みで同社の運営する一括受電方式のマンションに電力を供給する。

 12月8日、中央電力と三菱HCキャピタルが合同で設立した合弁会社である合同会社リネッツ(東京都千代田区)が提供する自己託送ワンストップサポートサービス「じこたくサポート」を採用すると発表した。

 じこたくサポートは、固定価格買取制度(FIT)を利用しない非FIT太陽光発電所のファリシティマネジメント(EPC、O&M)、アセット保有(初期投資ゼロ、従量課金)、オペレーション(手続き支援、計画提出)、リスクマネジメント(発電予測、インバランス)を提供する。顧客企業が同サービスを安心して利用できるように、中央電力が自ら第1号案件として採用したと説明している。

 中央電力は、マンション全世帯の電力を一括契約することで戸別契約よりも割安に利用できる「マンション一括受電サービス」を提供している。今回創出する合計5MWの再生可能エネルギー電力は、東京都を中心としたマンションに供給する予定。マンション単位のまとまったCO2排出量削減が見込めるため、一般家庭層における更なるCO2削減に貢献できるとしている。

 同社は、一括受電サービスを通じてマンション1棟単位・全戸の電力を再エネ由来とする「RE100対応・再エネマンションプロジェクト」に取り組んでいる。今後マンション分野においても、資産価値向上などを目的としたCO2排出量削減の需要が高まると考え、安定的な再エネ電力供給に向けて自ら太陽光発電所を整備することを決定したという。

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