伊藤忠とCEC、国内5000カ所・500MWの太陽光をPPAで開発

CEC、第三者割当増資などで総額9.4億円を調達

2021/12/15 19:16
工藤宗介=技術ライター
オフサイト型コーポレートPPA(電力購入契約)の概要
オフサイト型コーポレートPPA(電力購入契約)の概要
(出所:伊藤忠商事)
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 クリーンエナジーコネクト(東京都品川区、CEC)は12月13日、伊藤忠商事、環境エネルギー投資(東京都品川区)、エコスタイル(大阪市)を引受先とする第三者割当増資、みずほ銀行のSDGs推進サポートローンなどにより、総額9.4億円の資金調達を実施したと発表した。

 調達した資金は、オフサイト型コーポレートPPA(電力購入契約)向けとし、固定価格買取制度(FIT)を利用しない低圧連系する太陽光発電所の開発、発電所管理システムの構築、さらなる専門人材の採用と組織体制の強化に充てる予定。なお、出資比率は非公表。

 今回の第三者割当増資に伴い伊藤忠商事は、クリーンエナジーコネクトと資本業務提携契約を締結した。伊藤忠商事は、2025年度までにクリーンエナジーコネクトを通じて国内約5000カ所、累計500MWの追加性のある太陽光発電所を導入し、国内最大規模のコーポレートPPA運営事業者を目指すとしている。

 クリーンエナジーコネクトは、2020年4月に設立した再生可能エネルギー分野のベンチャー企業。RE100参加企業など向けに最適な再エネ電力の導入計画の立案から実行支援、導入後の効果検証および目的達成までをワンストップで提供する。

 これまでに、第一生命保険や清水建設と非FIT太陽光発電によるオフサイト型コーポレートPPAについて長期契約を締結した。また、シナネンホールディングスグループとの共同申請により、環境省の令和3年度「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル事業」の二次公募に採択された。